究極のＦＰテキスト

労災保険は、業務中や通勤中に病気やケガをした労働者を保護するための保険です。

保険料の負担は全額事業主負担で、労災事故に遭った場合には、労災指定病院で自己負担なしで治療を受ける事ができるという、労働者に手厚い制度になっています。

なお、労災保険の被保険者は、全ての労働者とされています。
正社員も非正規社員も、労働者である事には変わりありませんから、労働者を一人でも使用する事業者は、法人・個人を問わず、原則として強制加入となっています。

さらに、個人タクシーの運転手や一人親方のような、自営業者ではあるものの、やっている事は労働者と変わらないような人については、任意で労災保険に加入することができる、特別加入制度があります。