【３級】生命保険の基礎用語

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【学習を進める前に】
何となく字面で想像できるものが多いですが、これから先、頻繁に出てくる単語ですので、しっかりと理解してください。
とは言え、前提となる知識が無い方に、いきなり全て把握して下さいと言うのは難しいですから、最初はとりあえず「人に関する用語」と「お金に関する用語」だけ読んで次に進み、将来的に分からない用語が出てきた時に、このページを読み返す方法がお勧めです。

人に関する用語

用語	意味
契約者	保険会社と保険の契約を結ぶ人で、通常、保険料を払い込む人と同じです。
被保険者	保険の対象となる人の事です。被保険者に何かがあった場合に、保険金が支払われます。
受取人	保険金を受け取る人です。保険金受取人とも言います。

＜ワンポイント＞
契約者に何かがあった時に、保険金が支払われる訳ではありません。
また、必ずしも契約者が保険金を受け取る訳ではありません。
間違えないようにしてください。

お金に関する用語

用語	意味
保険料	何かがあった時に保障を受けられるよう、契約者が保険会社に払うお金です。
保険金	保険金：所定の出来事が起こった場合に、保険会社が支払うお金です。（例）死亡保険金、満期保険金
解約返戻金	解約した時に戻ってくるお金です。
責任準備金	法律によって保険会社が積立を強制されているお金です。契約者が責任準備金を気にする事はあまりありませんが、保険会社が破綻した際には、生命保険契約者保護機構により、責任準備金の90％のお金が補償されます。

＜ワンポイント＞
保険料と保険金は、よく似ていますが全く異なります。

契約に関する用語

用語	意味
保険事故	保険金の支払い対象となる出来事の事です。満期も保険事故です（満期保険金が支払われる為）。
保険期間	契約の有効期間です。
責任開始日	保険期間の一番最初の日です。
契約応当日	保険の契約日の日にちです。（例）５月の25日に契約したとすると、６月の契約応当日は６月25日で、７月の契約応当日は７月25日となります。
主契約	それ単体で契約することができる契約です。
特約	主契約に付随する契約です。
更新	保険期間満了後も、これまでと同じ保障内容の契約を継続する制度です。
復活	失効した保険契約を、一定の条件のもと再び有効にする手続きです。

＜ワンポイント＞
特約を解約しても、主契約はそのまま残りますが、主契約を解約してしまうと、特約も一緒に解約されてしまいます。

＜ワンポイント＞
更新の際には、更新時の被保険者の年齢や保険料率によって保険料が再計算されますので、通常、保険料は更新前よりも高くなります。
なお、更新は契約者の権利ですから、健康状態に関係なく更新する事ができます。

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