【3級・2級共通】ライフプランニングの手法(6ステップ)
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FPの6ステップは、FPがきちんとコンサルティングをするために守る、マニュアルのようなものです。
きちんとした提案をするために、業務の流れを6つのステップでまとめています。
1番目のステップとして、顧客との関係確立とその明確化を行う必要があります。
お客様が初めて相談に来る際には、お金に関する不安よりも、相談するFPに対して不安を持っているものです。
なので、FPが相談に乗る時には、まず第一印象を良くして緊張をほぐすのが、実務上、重要です。
その後、報酬体系と個人情報保護方針について同意を得るほか、「税理士でないので具体的な税金の計算はできませんが構いませんか?」、と言うように、業務の範囲の説明をして、顧客ニーズを満たせそうなのかどうかを確認する事も大切です。
ステップの2つ目は、顧客データの収集と目標の明確化です。
漠然とした不安を持って相談に来る方も居ますから、きちんとしたゴールを定めるのが、コンサルティングを成功させる上で重要です。
顧客の目的やニーズ、優先事項を明確化するほか、様々な情報を上手に引き出したいものです。
これが済めば、次はステップの3つ目、顧客のファイナンス状態の分析と評価です。
集めた情報を分析して、問題点の把握と解決策の検討を行います。
そして、ステップの4つ目が、プランの検討・作成と提示です。
FPはここで、提案書と言う、処方箋のようなものを顧客に提示して、問題点とその解決策、および、その解決策を提案する根拠などを、分かりやすく説明します。
場合によっては、顧客と相談してプランを修正したり、妥協点を話し合ったりします。
ここで、相談業務はひと区切りとなります。
この後は、ステップの5つ目として、プランの実行援助を行います。
具体的には、保険や投資信託、不動産等の販売をしたり、必要に応じて専門家を紹介したりする事などが該当します。
そして、最後となる6つ目のステップが、プランの定期的な見直しです。
一度作ったプランが何十年も有効である事なんてあり得ませんから、重要な手続きです
FPの6ステップをまとめますと、以下の通りになります。
① | 顧客との関係確立とその明確化 |
② | 顧客データの収集と目標の明確化 |
③ | 顧客のファイナンス状態の分析と評価 |
④ | プランの検討・作成と提示 |
⑤ | プランの実行援助 |
⑥ | プランの定期的な見直し |
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