【3級】投資信託の種類
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投資信託の中には、株式市場に上場しているものもあります。
株式市場に上場していますので、株式と全く同じように取引をすることができます。
つまり、指値注文や成行注文をすることができたり、信用取引をしたりすることができます(株式の取引方法は、この先で学習します)。
また、課税関係も、株式とほぼ同じです。
上場投資信託は、何かを大量に買い付け、その権利を小分けにした受益証券が株式と同じように売買される、という仕組みです。
なお、上場投資信託には、ETFとJ-REITがあります。
ETFは、上場投資信託の一つで、株価指数や、日経平均株価やTOPIXなどの株価指数の他、金などの価格に連動するように設計された投資信託です。
例えば、日経平均株価に連動するETFは、運用資産を日経平均株価を構成する銘柄に、適切な割合で分散投資していますので、必然的に、受益証券の価格は日経平均株価に連動する、という仕組みです。
J-REITは、不動産に投資する上場投資信託です。
株式を買うと、株式会社の会社のオーナーになり、J-REITを買うと、不動産のオーナーになると思ってください。
一般的に、不動産は流動性が低い資産ですが、J-REITは上場していて株式市場ですぐに売却する事ができますから、流動性が高いというメリットがあります。
また、収益の90%超を分配する等の一定の条件を満たせば、実質的に法人税がかからないので、比較的分配金が多いのも特徴です。
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MRFは、証券会社の預金口座としての役割を持つ投資信託です。
投資家が証券会社にお金を預けた(という感覚を持った)時、証券会社には銀行のように直接お金を預けることができませんので、実は、預金をする代わりに、MRFを買い付けています。
預金感覚の投資信託ですから、1円以上1円単位で買うことができ、購入時の手数料や、解約時のペナルティである信託財産留保額はありません。
また、お金を増やすことを目的としていませんので、極めて安全性の高い債券を中心に運用されており、公社債投資信託に分類されます。
MRFは、Monef Reserve Fundの略で、「Reserve=蓄えておく」という意味ですから、 MRFは、「お金を蓄えておくための投資信託」という意味です。
<ブルファンド>
ベンチマークとなる指標が上昇した時、それ以上の値上がりを見込める投資信託を、ブルファンド(ブル型投資信託)と言います。
但し、ベンチマークとなる指標が下落した時、それ以上に値下がるリスクがあります。
<ベアファンド>
ベンチマークとなる指標が下落した時に利益が出るように設計された投資信託を、ベアファンド(ベア型投資信託)と言います。
ベンチマークとなる指標の逆の値動きをするように設計されていますので、ベンチマークとなる指標が上昇した時には、値下がるリスクがあります。
ブルは牛、ベアは熊が語源です。
牛が攻撃する時には角を振り”上”げ、熊が攻撃する時には爪を振り”下”げる様子から、証券用語で、「ブル」は、強気・上昇を意味し、「ベア」は、弱気・下落を意味します。
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